【第1回外食クオリティサービス大賞レポート】 株式会社アレフ ペペサーレチーム
CIS(顧客感動満足)活動により「前年対売上113.4%アップを実現」「パートアルバイトの定着率が向上」。 オープンして数年内のことではない。1号店がオープンしてから7年が経過している業態である。「売上アップ」、「パートアルバイトの定着率の向上」多くの飲食店舗が悩む課題である。CIS(顧客感動満足)活動とは一体どういったものなのか。 アレフは、びっくりドンキーを中心に全国に直営店・加盟店合わせて、305店舗を展開し、年商371億を超える「大企業」である。「大企業」というのは単に規模を言っているのではない。「大きな企て」を持っている企業を「大企業」という。アレフは、この規模となっても創業時の理念をしっかりと各店舗が受け継ぎ、社会的価値のある取り組みに挑戦し続ける素晴らしい会社である。今に至るまでのアレフの歴史について振り返るとそれが理解できる。アレフの誕生は昭和43年12月15日。東北・岩手県の盛岡で当時25歳だった創業者の庄治昭夫氏は街中の雑居ビルの中に13坪の小さなお店「ハンバーガーとサラダの店 べる」をオープンさせた。創業当時、商業界の先輩から「食と書いて人を良くする。食産業というのは、良い人を生み出す生業」と教えられたという。
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