第7回サービス学会国内大会で「従業員満足度・顧客満足度・業績データを用いたサービス・ベンチマーキング・プラットフォームの現状と可能性」について発表
株式会社MS&Consultingは、3月2日から3日にかけて東京工業大学にて行われた第7回サービス学会国内大会にて、当社が2015年より実施している国立研究開発法⼈産業技術総合研究所(以下「産総研」)との共同研究成果に加え、サービス業におけるコンサルティングの新しい形である「サービス・ベンチマーキング・プラットフォーム」構想の現状と今後の可能性について、発表を行いました。
サービス学会での発表について
今回の学会では、昨今注目を集めているプラットフォーム・ビジネスに関する様々な研究を対象とした「サービスとプラットフォーム」と題したオーガナイズド・セッションが設けられ、当社を含む5件のプラットフォーム・ビジネスに関する発表が行われると共に、活発な意見交換が行われました。
産総研との共同研究について
当社と産総研は、2015年8月に共同研究契約を締結以降、当社ソリューションである従業員満足度調査「tenpoket」や顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」のデータを分析するだけでなく、それぞれの調査自体がサービスのプラットフォームとなり、間接ネットワーク効果を生かした商品力強化、商品開発を進めております。
当社が構想するプラットフォームでは、従業員満足度や顧客満足度、業績のデータだけでなく、店舗ごとの改善活動状況やアルバイトスタッフの離職率などのデータを組みあわせ、プラットフォーム上で可視化と分析を行うことで、人材の定着や売上の安定、中長期的な向上に効果のあるコンサルティングサービスを実現してまいります。
サービス学会について
http://ja.serviceology.org/index.html
サービスに関する広範な知識を体系化することで、様々な産業課題の解決に寄与し、サービスに関わる「社会のための学術」を構築することを目的とする学会です。
国立研究開発法⼈産業技術総合研究所について
http://www.aist.go.jp/
国立研究開発法人産業技術総合研究所は、我が国最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化に繋げるための「橋渡し」機能に注力しています。
本共同研究を行う人間情報研究部門サービス設計工学グループでは、サービスの観測、分析、設計、適用のためのサービス工学技術を開発し、人間行動の理解とサービス現場の支援を行っています。
サービス工学研究の紹介(動画)